声が枯れるまで
上を見ると空には雲一つない快晴。
今でも思い出す、あの日君と声が枯れるまで泣いた空は、僕らを隠すかのように雲に覆われた雨模様だった。
僕らが泣いたあの日、僕らが後悔して泣いたあの日、僕らが泣いて強くなったあの日。
僕らが認め合い許し合いそして将来を誓った。あの日だけは僕らは一生忘れない。
振り返れば救えたのもの救えなかったもの、今も変わらず苦しんでいるもの今は笑っているもの様々だ。
僕らは感情の繰り返しで今と未来のために生きている。
君と声が出なくなるまで泣いたあの日、あの日があったから僕は今こうして空を見あげていられる。
僕らが次枯らしていいのは後悔だけだ。
10/21/2023, 2:22:58 PM