君だけのメロディ
足がすくんで 立ち止まった
どちらに進めばいいのか わからなくなった日
世界が遠くて
自分だけ 取り残された気がしてた
でもね
その沈黙の中にも
かすかに響いていたものがある
誰にも聞こえない 君だけの音
それは 強くない
でも 優しい
壊れた夢のかけらと 冷えた夜の涙を
ひとつずつ 溶かすように
静かに 静かに
君の中で 整っていく
焦らなくていい
戻ってもいい
寄り道のその途中で
君だけのメロディは 生まれてるんだ
迷って 傷ついて 癒えていく
その全部が 音になる
そしてきっと
その音は 誰かの心を照らす
灯りになる
6/14/2025, 5:19:15 AM