「あれえ?手袋なんてしてどうしたの」
ポッケに突っ込んでおいた紙を取り出し、彼女の目の前に突きつける。
「……〖手袋〗?」
「お題。〖手袋〗だったから、久しぶりに付けてみたんだ」
自分の手には真っ赤な手袋が着けられている。
少し前(本当はかなり前だったかも)に彼女に貰ったものだ。
手の甲を掻きむしる癖があったものだから、心配した彼女がプレゼントしてくれた大事なもの。
「これ、ほんとありがとね。おかげで私の手の甲はツヤツヤお肌でいられてるよ」
「どういたしまして」
飽きたー!!!
リアルで手袋くれた友に感謝だー!!!!
俺の手の甲は守られてるぞー!!!!!
12/27/2023, 12:26:27 PM