君も僕も、この世界にたった一人であると同時に、80億人のうちの一人でしかない。
替えなんかいくらでもいる。世界的には。
でも、誰かにとってのたった一人。
その誰かは、家族や恋人、友達だったりもするけど、そーゆー存在がいなかったとしても、自分にとってのたった一人の存在であることは間違いない。
自分が認識出来る、たった一人の存在。
代わりはいない。大切にしないわけにはいかない。
80億人いても、存在を認識出来るのは自分ひとりだけ。
この感覚は、どれだけ推したって愛したって共有出来ない。
たとえば、自分が今、誰かを殺したいと願っても、それを表に出さない限り、誰にも咎められることはないだろう。
自分の中で憎悪がどれだけ渦巻いていても、他人にこの気持ちが流れ込んだりはしない。
すべて、自分ありき、なんだ。
当たり前のことだが、それでも人は、自分を蔑ろにしたり、理解されないと嘆いたり。
どこかで誰かとつながることを望んでる。
でも、物理的に手をつなぐことくらいは出来ても、本当に心をつなげることなんて、出来るわけがないんだ。
だって、たった一人の君だから。
たった一人の僕だから。
かくなる上は、言葉を駆使して、出来るだけ想いの共有を図るだけ。
そのために僕は、こうしてメッセージを書き連ねる。
こんな拙い言葉で、どれほどの力があるのか分からないけど、伝わりますか、この想い。
ただひとりの君へ。
1/19/2025, 2:09:55 PM