桜色の水面で

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題名「自由を」

終わりにしよう 、そう思った。

だって、この世界で私が自由に生きるにはあまりにも窮屈だから。学校に行ったら授業と部活。その合間合間にも友達と先生の顔色を伺って、話を合わせて自分を演じる。家に帰ったら私は末っ子の女の子だから、愛想のいい元気な娘と妹になる。

本来の、全てが面倒で呼吸すら面倒で食事すら煩わしいと思う私はきっと異常で、人間らしいと言えるだろう。だからこそ、1番自由な人間らしい私がこの世界に居るのは相応しくない。
ならば、私は次に行こう!
さぁ、次に堕ちる世界はどんな世界だろうか!今回の様に相応しくない世界かもしれない、逆に相応しい世界かもしれない!
たとえ、堕ちた世界が相応しくなくても、相応しくても私は一つだけ自信を持って言えることがある。
それは、「死は自由であり、不自由への第1歩である」
もし、私と同じ選択をする人がいるならば聞いてほしい。
「それ」は人生で1番の賭け事であるから、やるなら覚悟と自分は自由への切符を持っていると自負した上で選択してほしい。決して、その選択が不自由への第1歩とならないように。




副題「選択の死」

7/15/2024, 2:36:05 PM