見てて

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また明日の言葉を告げて後ろを向く。
君の足音が遠くなったのを確認して振り返った。
君はどんどん遠くに行って、一度も振り向く事はなかったから、喉元まで言いかけた言葉を音にする事が出来なかった。
どんなに後悔しても、もう遅い事は分かっている。
これから君は仇になって、次会う時は傷付けてしまう。
けれど、必ず思い出すのだろう。
あの時私達は確かに友情があった事に。

7/25/2023, 12:46:51 PM