書く習慣:本日のお題「理想のあなた」
理想のあなた。理想の私。理想の自分について考えてみようと思い、ふと「『理想』って、割と新しめの日本語では?」と気になった。
気になると調べてしまう性格なので、最近申し込んだ辞書のサブスクにアクセスした。ジャパンナレッジというサービスで、これが便利なのだ。新しいおもちゃを手に入れた子供が見せびらかすのと全く同じ心理でオタクの早口語りを展開する。このジャパンナレッジは、広告だらけで全く本文が読めないサイトや、一昔前の「いかがでしたかブログ」とは一味も二味も違う。ちゃんとした辞書を1冊買うよりはるかに安い価格で、何十冊分の辞書や本を横断してデジタル検索できる。日本語でアクセスできる魔法といっても過言ではない。
ジャパンナレッジで「理想」と検索したら、日本最大の国語辞典『日本国語大辞典』のページが出てきた。出典や用例を見ると19世紀以降のものが載っている。用例選択の基準のひとつに「もっとも古いと思われるもの」があるので、やはり「理想」は割と新しい言葉のようだ。ちなみに「理想」の用例のなかには日本国憲法もあって「へえ」と思った。
閑話休題。
理想にも色々あり、
・実現可能な姿
・実現不可能な姿
・「こうだったらいいな」という未来の姿
という3つのパターンに分類できるようだ。
では、理想の私についてそれぞれのパターンを考えてみる。
・実現可能な姿の自分:働いており、たまに病気になってもまあまあやっていける
・実現不可能な姿の自分:一生遊んで暮らしている
・未来の姿:働いており、たまに病気になってもまあまあやっていける(再放送)
実現可能な理想のハードルが低いため、未来の姿と重なるのは必然だった。もしかしたら働けなくなって貯金を切り崩しているかもしれないし、うっかりミスってこの世を去っている可能性もある。理想を言えば「とりあえず生きている」という最低ラインをクリアした上で、ある程度の稼ぎがあればいいなといったところだ。
10代の自分が今の私の理想を知ったら「もうちょっと意識高く生きろよ」とツッコミを入れてきそうだが、キラキラした理想を思い描くのにも気力が必要なのだ。自分に関係ない事柄を想像するのはむしろ楽しいが、「理想の自分」というお題ではあまり想像が膨らまない。私がキラキラしているのはなんだか変な感じがする。
いや、めちゃくちゃサブスクに課金したりしてキラキラしている部分もあるが、SNSで映えるようなライフスタイルへの憧れがない。今に満足しきっていて、これ以上を望むのは贅沢だと思っている。熱を出したり花粉症になったりさえしなければ完璧だが、体調不良があるからこそ健康のありがたみがわかるので、完璧でないがゆえに完璧なのだ(屁理屈)。
理想の私は既に達成されているといっていい。
5/20/2026, 2:29:09 PM