まそむ

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父は夕食時、お酒を飲んで、仕事のストレスを子供にぶつける人だった。
標的になったのは大抵兄。
毎日3時間は、暴力と暴言が兄を襲った。

すぐそばで見ているわたしは、自分が殴られるよりも怖かった。
兄が進学して家を出ると、標的は勿論わたしに移った。

わたしの時は恐怖に支配されたまま、止まった。

今は父は天国にいる。
天国から、今でもわたしに罵声を浴びせてくる。
止まったままの時は、なかなか動こうとしない。

【時を止めて】

11/5/2025, 12:13:59 PM