『耳を澄ますと』
よるがおとずれ
ねぐらへかえる
ひともけものも
ねどこのなかへ
ひざをかかえて
まあるくなって
まぶたをとじて
みみをすますと──
なにが、きこえる?
とくとく、とくん
とくとく、とくん
かなでるおとは
いきているおと
ねどこのなかで
まあるくなって
おまえはまるで
ひとつぶのたね
ゆめにみるのは
わかばのあした
ゆめにみるのは
はなさくいつか
とくとく、とくん
とくとく、とくん
いきているおと
いきているおと
まどろむたねに
わたしはうたう
おまえのよるが
あけるまで
5/5/2026, 3:44:45 AM