friends
登校中、雨が降っていた。
私は傘をささず、学校へ向かった。
校門の前、挨拶指導をしている先生。
「えっ、傘はどうしたの?持ってきてないの?
あっ、ねぇ、この子を傘に入れてあげて。」
そう言われた女の子は戸惑いながらも
私を傘に入れてくれた。
特になにか話すことも無く、靴箱まで共にした。
お礼をしてすぐにその場を後にしたが、
後にその女の子が君であったことを知った。
ずっと流れに沿って生きてきた。
友達も小学校からの知り合いか、
その知り合いの知り合い。
自分から友達を作るなんて一度もなかった。
そんな私が初めて仲良くなりたいと思った子。
仲良くなるのに時間はさほどかからなかった。
会話に挟まる沈黙も心地よく感じられた。
君は私の特別になった。
中学を卒業して半年。君と出会って一年。
別々の高校に進学したけれど、
君からくる不定期LINEにいつもほほ笑んでる。
夏休みに一度会ったけど、また会いたいな。
次会うのは冬休みかな。
その時また君の面白い話を聞かせてね。
君に会う日を楽しみに高校頑張るよ。
10/20/2025, 3:03:16 PM