夢じゃない。
花瓶に挿した花を眺めても
なんだかまだ信じられなくて
あなたの欠片をさがす
君のシャツ、きみの歯ブラシ
君しか飲まないお酒。
夢じゃない。
眼の前で触れてるときですら夢のような気がして、
『夢じゃないよね?』
なんて、馬鹿な質問を真面目にしちゃうの
なんでかな、なんでかな
あなたに出会ったらなにもかも
なにもいらなくて
なにもいらなくて、ではないなあ
全部満たされて、要らなくなってしまった。
今までの自分がどうやって生きていたのかわからない。
夢じゃない世界で夢の中にいる。
それが恋なのだと知った。
8/8/2025, 10:46:56 AM