私は佐々木翔子。ごく普通の高校生だ。今日も今日とて苦手な学校に向かうべく自転車で風に乗る。坂道を突っ走り、細い道を辿れば学校に着く。道には同級生達の姿も見える。
「美里ー!」
同級生の後ろ姿に気がついた翔子は思わず叫ぶ。自転車はゆっくりと遅くし美里と並んだ。
「今日は早いじゃん珍しい〜」
「美里氏。珍は体調が優れておるのじゃ 今日だけはな」
友人との会話で冗談を言い合っていると、奥から工事現場が見えてきた。
「何々〜?なんかやってるわー」
「だねー」
普通の建設現場ではなく山から山まで何かを作業していた。
「もしや、交差点?」
「そうだぞ、昨日テレビでやってた」
横に自転車を轢いている山田が言い出して、昨夜の事を思い出す。何か偉い人が喋ってた記憶はあるが...それかな。
「ねね、山田君。テレビでは何をいうてたんや」
翔子は山田に質問した。山田は待ってましたと言わんばかりに早口で説明した。
「昨日市長が住民の話を受け入れこのど田舎にも電車が開通する事になったんだ」
「え、マジ!?やったわこれなら数時間歩いて駅まで行かなくすむー!」
「スタバに気軽に行ける幸せや」
イエーと美里と翔子は手を合わせる。隣の山田は咳払いし姿勢を正した。
「俺、今日当番日誌やから行くわ」
「うん、当番頑張ってね」
じゃあねと手を振る。山田は自転車を爆速で走ってしまいあっという間に消えてしまった。
「ねえ美里〜あれできたらイオン行こ!イオン」
「いいね〜でも私金欠なんだわ」
「じゃあ私一人で行く」
「そこは奢ってやるでしょ〜?」
私達は、いつ完成するのか分からない未知の交差点を思い浮かび移動範囲が広がったことを喜んだ。
初めて書くものなので、題材に合っていない物語になってるかもしれません。
10/11/2025, 5:46:32 PM