1年間を振り返る
取り巻く状況は水槽のようだった。
苦しくなるほど他の世界がよく見える時代故の
自分になり切れない焦りで息継ぎに失敗したりしていた
本心はいつも世間と反対になるばかり
時代の暴風は矮小な自我を吹き飛ばそうとしたけれど
自分だけの答えと気づきを得ようとする
割に合わない思考や行動を諦めないために耐えた
それを美学とさえ思い込んでいたから
文字通り泣きながらやり過ごした
そんな、延命のような時間だった
馬鹿だね、本当に
賢く生きる戦略なんていくらでもあるのに
基本的に苦しくて効率の悪い方法が
最も答えと気づきを生むって体感してしまったから
馬鹿なままでいる覚悟なんか決めてしまったよ
後悔はしてないよ
来年はもっと馬鹿になるよ
馬鹿は死んでも治らないらしいからね。
12/30/2024, 4:20:21 PM