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澄んだ瞳でこちらを見ないで下さい。

その目に心奪われ貴女に恋をしてしまった事を

許してください。

貴女は私よりも違ってとても綺麗な色の目をして

可愛らしい仕草、話し口調、勉学、部活、バイト

何もかも完璧で完全体である貴女は憧れでした。

でも、いつしかそれが違う気がしました。

そして、今の恋だと思いました。

貴女の周りにはセコムが多くてビックリです。

そんなにも貴女が愛されていることを

嬉しく思っています。壁はデカイですが…。

私は必ずそれを超えて貴女を捕まえます。

私という、甘い甘い罠に落として、

余裕のない顔を見して潤んだ瞳で睨んで下さい。

可愛い声で鳴いてください。

恥ずかしがって隠す仕草も見せて下さい。

全ての初めてが私であるように。

そう毎日願ってしまう私がいる。

今日も私は隣で貴女と話します。

ドロドロとした感情を押し殺して、

バレないように見透かされないように。




"どうかしたの?"




あぁ、心配もしてくれるなんて優しいな…。

沸々と沸き上がる感情を抑えながら今日も過ごす




"平気だから心配しないでね。"




そう答えてまた、この一日が始まる。














"どうしたものかな、変なのに好かれやすいな。"







え?

何で、バレてしまったの?

まさか……。











見透かされていた?

やはり、貴女らしい。

私はそれでもめげずに貴女を狙っています。

7/30/2024, 2:08:57 PM