「 Don't go! My ___ 」
がばっ_
額にびっしりと汗が滲みだし乍目を覚ました。
周りの酸素が少ない様に息が出来ない。
過呼吸気味に喉をひゅーヾと鳴らし
近くのペットボトルの中の水を飲み干した。
時計を見遣れば0:00。
嗚呼、不吉だ。深夜でもこの時間なのか…
無意識に溜息が出てくる。
また寝るには……夢見が悪過ぎた。
何処か出掛けよう、
指輪がぶら下がるネックレスを握り締め
数分祈りを捧げては
ベットから身体を起こし
シャワーへと足を動かして
適温流れるシャワーで汗を流し、
上がっては髪を乾かし
そして、外服へと着替える
今夜は近くの公園に行ってみよう。
なんて考えながら玄関を開け外へ
マンションに響く革靴の音。
一人、英国の細道を歩いてる
そんな懐かしい気になりながら
マンションから出て
目的地の公園に着き
一息近くのベンチに座り込んだ 。
あの日の夜 も こんな 静かな 日 だった 。
あの夜 彼女 の 最後 の 言葉で ___
¿ 仮
9/28/2023, 7:47:30 PM