善悪
何かを善悪と断罪する権限を持つのは誰なのだろうか。
法律か。常識か。良識か。はたまた宗教か。
私には皆目わからない。私にとっては、善悪と二極化すること自体が難しく、定義することも困難である。
そもそも善悪とはなんなのだろうか。この世に善悪というものがもとから存在するのだろうか。それとも、人間が作り出した概念に過ぎないのか。善行を積んできた人間は報われるのか。悪行を重ねてきた人間は裁かれるのか。そう考えれば考えるほど、この世は残酷で、無機質で、空虚なものなのかもしれないという持論が姿を現して、私の視界を塞ぐ。息をすることも難儀になる。今まで自分が安住してきた地中が揺らぐ感覚だ。
私たちはこれからも何者かによって善なのか悪なのか断罪されるだろう。かえって私たちが何者かを断罪することもあるだろう。そうやって人間は生きていくのだろう。
ここまで持論を書き連ねて、こう言うのも良くないかもしれないが、私のような浅学非才な人間の言うことは鵜呑みにしないで欲しい。私のようなちっぽけな人間に善悪、この世、人間にまつわる真理を理解できるはずがないのですから。
4/26/2026, 2:00:01 PM