毛布

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優しさだけで、きっと人は生きていけるはず。
それは簡単で、自分に必要なことと相手に必要なことをして、そしてみんなにとって無駄なことを処理して、みんながうまく行くようなことを少しずつやればいい。
でも人は集団になると、生存と維持に必要な条件が満たされるだけでは満足せず、そこから利益が自分に集中するように、さらには労力の方もサボって他人に回したりする。すると結局組織が腐敗するだけでなく、後者は御家庭のトイレットペーパーの交換やゴミ出しレベルから、日々いざこざや不満を生んでるわけで、これが国家レベルにもなると労力のタダ乗りが最終的に社会が維持できない状況になってしまって、代表的な国家はいずれもそのシステムを放棄した。

だからヒトは、最低限の安定した利益を保証せずに労力のタダ乗りを排除する、つまり利益勾配で働かせる社会にしてしまった。
これが最良のシステムだとかいうんだけど、利益を集中させたい人たちは、価値を生み出さずにその配分を操作するだけになっていくので、資源も無駄に集中してしまうし、この人たちはつまり労力をサボる人たちとも重複していくので、結局はやっぱり寄生態が正当化されただけで、社会の維持なんかますます配慮されない。

優しさだけでは、私たちは存続できなかった。
自分にだけ優しく、なるべく楽して、たらふく食べて、つまりは自分だけ上手くやりたい、実はこれが真の問題点だったわけで、これがたぶんヒトという種の限界。

これからは、知的な職業も人件費のいらない人工知能にどんどん淘汰されるのかな。
すると、価値の配分を操作するだけの人と、その人の生活を維持するための要員ばかりになっていく。

そこで価値を生み出すことで生きていく人たちは、幸いなるかな。

5/3/2026, 12:09:25 AM