暗い部屋に扉から外の光が入って、眩しくて目を開けてられなくて、下を向く。
「気づいてあげられなくて、ごめんね」
あなたが責任を感じて謝る必要なんてないよと思ったけど、言葉が出なかった。
話をたくさんしてくれたけど、1人になりたくて、返事をするだけになってしまう。
「...じゃあ、行くね。バイバイ」
「うん、バイバイ」
パタンと扉が閉まる。
眩しくて顔をあげれなかったけど、さみしそうな声だった。
もっと一緒にいてもいいと言っていたら、違っていたのかな。
3/22/2025, 11:01:22 AM