代理(特に何も無い学生)

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血濡れた正義

正義、と悪。

その間というものは見つからないのだ。

結局この世の中は正義か悪しか無いのだから。

普通に見たら正義としか思えないものも、もしかしたら『悪』になるかもしれない。

悪も『正義』となっているのかもしれない。

「よっしゃー!!この戦い、我が国の勝利だー!」

真昼頃、国民の歓声が空を響かせた。

隣国では悲しみに暮れていたのだった。

「人類は数々の罪に手を出し、犯罪者となった。

もう一度、瓦礫の中から旗を揚げることなど、繰り返してはいけないだろう。

これはこの国の総統として清く死んでいくのが
この国を代表とする者として、一番の最期だろう。」

我々は正義にはなれなかったんだ。

8/27/2024, 10:20:52 AM