“小宇宙”という概念がある。
「“小宇宙”とは、宇宙(大宇宙)に対応する“人間”のことをいう。
”人間“が、宇宙の構成要素全てに対応する部分を持っていると見なす考え方である。
つまり、“人間”は“小宇宙”であり、宇宙(大宇宙)の’’縮図’’なのである。
この概念は、紀元前からあるという。
そして、この概念は、科学・哲学・芸術・宗教など、幅広い文野に影響を与えてきた。
(ネットより引用・参考)」
“人間”が宇宙の”一部“なのは納得できるが、“人間”が宇宙の“縮図”ときくとどうだろう。
言葉では言い表しきれないくらい、宇宙は果てしなく広く大きく、実体や形を表現することは難しい。
しかし、”自分“が宇宙の’’縮図’’となって、宇宙を体現できるとしたら?
漠然とすごいことだと思った。
自分自身が『宇宙の構成員』ではなく、自分自身が『宇宙そのもの』だと思うことで、なんでもできそうな気がしてくる。
厳しい現実を突きつけられて、絶望してしまうことがある。
このようなときは、自分自身が”小宇宙“だということを思い出すために、宇宙を感じてみる。
夜が明けると、太陽は東から昇っていき、夕方に西へ沈んでいくということ、夜になると、月明かりと星のきらめきがあるということを。
また、今自分にできることを、自分なりにやってみることで、より宇宙を感じやすくなってくる。
そうしていくと、宇宙とつながる細い糸が少しずつ太く丈夫になっていき、”人間“(小宇宙)は、宇宙(大宇宙)とのつながりが徐々に深く大きくなっていく。
そして、”人間“はいつか、『自分自身が宇宙であること』を理解するのではなく、”こころ“で感じ取る。
手のひらは、’’こころ’’で感じ取ったことを表現する手段である。
’’こころ’’で感じ取ったことは、なんらかの手段を用いて忘れずに残しておきたい。そして、’’こころ’’で感じ取ったことを大切にしながら、この宇宙を生きていきたい。
__________________________手のひらの宇宙_______________________________________________。
1/19/2025, 5:21:49 AM