「君の奏でる音楽」
学校の放課後、1人で廊下を歩いていた。
そしたら奥の教室から音楽が聞こえた。
気になって覗いてみると、そこには彼がいた。
ギターを楽しそうに引いていた。
私はそんな彼にいつの間にか見とれていた。
それから毎日のように 放課後残って
彼の音楽を隠れて聴いていた。
そんなある日、彼に話しかけられた。
「いつも隠れて聴いてる子だよね?ww」
少し笑いながらそう言われた。
怒られるのかと思って私は小さく頭を縦にふった。
それたら彼が
「もっと近くで聴いてみない?」
そう言ってくれた。
それから私は隠れないで彼の隣で音楽を聴いていた。
やっぱり彼が奏でる音楽が好きだ......そう思った。
ある時、彼が聞いてきた、「俺の音楽聴いてみてどう思った?」 っと
私は はっきり答えた。
「私は君の奏でる音楽が大好きです。」
そうの答えた。
君は嬉しそうな顔をしていた。
少しだけ彼との距離が縮まった気がした。
8/12/2024, 4:34:37 PM