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優越感、劣等感

椅子に座っていた私

窓を開けて、自分たちを見ると
劣等感で耐えられなくなる

網戸をつけて
私は、風を感じで
優越感に浸る

風邪で、網戸が動いた。
優越感が揺らぐ

窓を閉めて
外を見る

さっきまでの、優越感が嘘かのように
消える

窓を開けた時の劣等感とは違う

耐えられない
虚無感

ふっと、息を吐き
自分で風を作る

明日も窓を開けよ

明後日、明明後日、来週、再来週、来月、再来月

沢山窓を開けよう

いつか窓から外に出よう

奥を見よう
そしたらまた新しい“感”に出会えるだろう



この世には沢山の“感”があるのだから
なんて、感じでいる
今、ベッドの上で

2024.07.14 『優越感、劣等感』D.D

7/14/2024, 6:52:53 AM