陽 菜 美

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今日の天気予報ではところにより雨だって。
僕の心の中はずっとずっと雨が降っているよ
うだ。降り止まない雨が今日も鬱陶しい。

いつからだろう。
僕の心が雨模様になったのは。
あれは、きっと世界一大切な大好きな君が消えた時だった。
でも、確かに君はふらっと消えて居なくなりそうだった。
僕がきちんと見ていなかったからだろうか。それともそれ以前に消えたがっていたのか。

それは誰にもわからない事。

君の笑顔が見れないなら生きている理由も無いな。なんてことを考えながら小雨が降ってる灰色の空を眺めながら堤防に立っている。
きっと君は僕が死ぬことを望んでいないのだろう。
僕の自分勝手な行動だ。
それでも僕は君の太陽のように力強く真っ直ぐで美しい瞳を向日葵のように光り輝く笑顔を。もう一度見たい。
だから僕は海に飛び込む。
これが走馬灯と言うやつかは分からないが君との思い出一つ一つが鮮明に溢れ出てくる。
肺に水が入って苦しい。でも君はこれ以上に苦しかったのだろう。気づいてあげれなくてごめん。助けれなくてごめん。
僕は君のいる天国に行けるかは分からないけど君の隣でまた笑いたい。

だからこれからもずっと一緒に居てね。

3/24/2024, 3:59:56 PM