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咲いた傘を小さな花が打つ
あなたは傘の柄を
抱き抱えるよう握りしめて
怯えるような目で虚空を見つめている

ひとつ
またひとつ

甘い言葉は
深紅の花になって
冷たい音色は
蒼い花となって
柔らかな温度は
白い花と変わり
あなたの頭上に降り積もる

ひとつ
またひとつ

小さな花は傘の上で弾けて落ちた

色鮮やかな花びらに埋もれながら
あなたは何も気づかぬそぶりで
挑むように虚空を睨めつけている
白くなった手で傘の柄を握りしめて

[カラフル]

5/1/2026, 3:46:15 PM