私の物語

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溢れそうな涙を全力で引き止めた。


この部活でやっていくには、
私はあまりにも無力で臆病だった。


ここで私が泣いてしまったら、私はもっと成長できなくなる。


そう自分を咎め、 髪の鎧で泣きそうな自分を悟られないように覆い隠した。

やっぱり私は泣くには早すぎる。


この気持ちをかき消すように、震えている声で私は歌った。


ここまで歌うのが憂鬱なのは初めてだった。




いつものみんなで帰路に着いた。


漏れ出たため息も寒さでかじかむ指も構う余裕もなく空を見上げた。


周りのみんなに追いつけない———————
ここに私の居場所はない。————————-


前みたいに、みんなにかじかむ指を温めてもらう気にもなれず
ただポケットの中で耐えるだけだった。

笑い声がいつもよりも遠かった。



「凍える指先」ўциа

12/9/2025, 10:56:55 AM