すい

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夜の底で光るスマホの画面。

君の名前が浮かぶたびに胸の奥で疼く影。


かける言葉はいつも半分冗談で、
本当の気持ちはいつも半分沈黙で。

笑い合いながらすれ違い、黙り込んでは繋がってしまう。

どうして…と問いかければ、
君は煙のようにそれをかわして結局何も言ってくれない。

だから私は、答えのない問いを抱えたまま眠る。


嫌いじゃない、でも好きとも言えない。

それでも消せないのは、君の声が夜の静けさを割って、
私をまだ選んでいるかのように響くから。


答えは、まだ。

だけどいつだってその「まだ」が、私たちを生かしてきた。




                 ___答えは、まだ…

9/16/2025, 1:55:39 PM