ずっと…思い出せないのだと
そう思っていた遠い日の記憶
思い出せないのではなく
思い出したくないのだと
わかってしまったあの日から
僕の中で…君が段々と
消えていった理由がわかったんだ
あの日…君の瞳に僕が写っていなかった
そして…君の心に僕が見当たらなかった
だから…僕は君の温もりに触れることが
できなくなってしまったんだ
僕はそれがすべての答えなのだと
気が付かない振りをして…
こうして大人になってしまった
遠い日の記憶を辿ってみたら
君がうっすらと微笑んでいるような
そんな気がしたんだ
7/17/2024, 10:48:04 AM