偶然ではあれど、それは必然だったのだろう。君に出会い、多くの知識を得た。君が笑うと、私はつられて笑った。君が泣いても、私は泣けなかった。君が私を守れば、私は君を支えた。君が死ぬ時、私は生きる事を選んだ。私は、体の左側の感覚が失われるのを君の死によって自覚した。少し違う私達、けれど、どこか同じだった私達。生きるのならば、喪失感は共にあれ。お終い
9/10/2023, 10:40:00 AM