ここが現実か、夢か、わからない。
誰でもできるからと始めた文字書きは、まるで自分の言葉じゃないように思えた。
見たことある景色
見たことある言葉
見たことある文
全部私のじゃないみたいだ。
それでも、手放せなかった。
待って。行かないで。
今はもう会えない人が、遠くへ行ってしまう景色が見えた。
夕焼け。教室。公園。
思い出すのはいつも同じ景色だ。
ピアノが鳴っている。
だって、夢なんだから。
もういないんだから。
現実だと思っていたかった。
わからないを、わからないままにしていたかった。
大人になってしまった
私には、もう
_No.14 夢の断片
11/21/2025, 3:31:04 PM