それは悲鳴に近い叫びだった。頁に書き殴られたのは血のにじむような想いと、理不尽を呪った感情の羅列。楽しかったことや思い出を書き留めていたはずなのに、いつからか後ろ向きな気持ちばかり綴るようになっていた。紙をめくっても同じような内容ばかりでつまらない。まるで書き殴った人生そのものだ。(そんなことを思っても、また同じような気持ちを筆に乗せるんだろうに)私の日記帳.
8/26/2022, 1:10:45 PM