小さい頃から頑張ることが好きだった
頑張っている自分が好きだった
頑張れば頑張っただけ、結果がついてきた
親も私が頑張る子だと思っていた
頑張って欲しいと願っていた
頑張っただけ上を目指せる子だと信じていた
大人になってもひたすら頑張った
頑張れない自分が嫌だった
ところが
いつからか、頑張っても頑張っただけの成果が出ないようになっていた
頑張りたくても頑張れない日が続くようになった
頑張れない自分は、自分でなかった
頑張れない自分は、もう必要なかった
ある日突然、私は壊れた
長い月日が流れた
時が私を癒してくれた
私の中に心地よい風が通るようになった
そして、
私は今心を解き放ち
風に身を任せて生きている
『風に身をまかせ』
5/14/2024, 11:51:43 AM