I love
「愛してる」なんて簡単に口にするものではないと悟った。
その言葉の重さに耐えられなくなってしまう。
それが本当に愛なのかすら曖昧なまま、私たちは愛を語る。
貴方の笑顔は勿論、拗ねた顔や美味しそうにご飯を食べる姿、何かに夢中になっている姿、一緒に歩く帰り道、私を見つけた時の嬉しそうな顔、私を求めている時の顔、私を呼ぶ時の表情、友人と楽しそうに話している姿、通話越しに聞く眠そうな声、落ち着く笑い声、眠そうに目をこすっている姿、全部全部、愛おしかった。
私の世界は貴方が全てで、貴方基準でまわっていた。
私がいないと生きていけないとか結婚しようねとか、一緒に住もうねとか、好きすぎて苦しいとか、確約のない言葉が嬉しくて苦しくて。
信じてたわけではないけど、その言葉で私の心は満たされていた。
「好きかどうか分からなくなった、慣れすぎちゃった。」
いつか別れの日が来ることは知っていた。
この世に永遠がないことも分かっていた。
だから、期待しなかったのに。
無意識のうちに期待していたのかもしれない。
貴方と一生を遂げると。
またいつか、あの時みたいに私を好いてはくれないのかな。
私はいつまでもあなたを待っている。
人は後悔してから大切なものに気づくと言うけれど、私もそうだったらいいな。
やっぱり貴方をもう少しだけ、愛していたい。
6/12/2025, 5:17:02 PM