視線の先には、ずっと遠く遠くまで続く水。空から止まることない涙が落ちてくる。水と水、触れる度に跳ね返って。僕は何もせずただ見ていた。まるで同じ時を繰り返しているみたい。叶うことならずっと見ていたい。こんな綺麗な景色、晴れてしまうには勿体ない。まだ隣に誰も居なくていいから。だからどうか、もう少しこのままで。
5/26/2024, 8:17:37 AM