お互い遠慮してばっかで
なかなか打ち解けれないでいたあたし達
周りは
『仲いいね〜』
っていつも言ってくれたけど
実際正直、あたしがあなたと仲良いって言われるの
あたしは大嫌いだったよ
一緒にいてもつまらないし
前よりずっと無理して笑うことが増えてってたから
どうにかして嫌いになってもらおうと
あたしは頑張ってみたけど
あなたは陰であたしの悪口を言うだけで
次の日も、その次の日もあたしにしつこく話しかけてきた
喧嘩だって何回もした
一日口を聞かない日も当然あった
やっぱあたし達合わないねって、二人で納得した時もあった
でもそれでもあなたはあたしに話しかけてきて
その時にはもう、あたしがあなたに冷たく当たるのは日課になってたから
あなたはあたしがあなたにする扱いに慣れたのか
あたしの暴言にも明るくツッコんでくれて
気づけばあたしにとってあなたは
本音で話せる唯一無二の友達になってたね
…でももしかしたら、あなたはずっと一人で
隠れて泣いていたのかな
ごめんね
冷たく当たって、ごめんね
…いつも方向が一緒の帰り道
あたしは一回だけあなたに
涙を見せたこともあったね
そんな時にあなたは背中をさすってくれて
それが凄く嬉しくて
あたしはその時これでもかってくらい泣きじゃくって(笑)
その後はあなたは言ってくれた
『〇〇って、人に自分の弱いとこ見せたくないタイプでしょ
だから今日のことは、二人だけの秘密、ね?笑』
その日からあたしはあなたに素直に甘えれるようになった
相談相手もできて、おととしより気持ちも楽になれてた
ありがとう
本当に感謝してるよ
…今は違う学校にいるだろうけど
また会いたいな笑
あたしはあなたにまだ何も返せてないのに
あなたはあたしに何も返してもらわずに
足早にいなくなっちゃったね
離れていてもあたし達、ずっと友達だよ
あなたが幸せでいれますように
5/3/2024, 10:28:18 AM