たまむすび

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光と影
貴方が皆を導く光ならば私は貴方を支える影となりましょう。
跪く私に貴方はそっと微笑んで、君だけが頼りだと言った。
貴方の為ならばなんだってできた。貴方の目指す未来が皆を救うのなら、どんなに手が汚れようとも、自分の命を捧げることすら厭わなかった。
けれど貴方は一人で全てを抱えて先へいってしまった。
どうして、私だけが頼りではなかったのか。
何が足りなかった?どこで私は間違えた?
いくら考えを巡らせても何一つ納得のいく答えは思い浮かばなかった。
目の前には穏やかな海が広がっているだけだった。

11/1/2025, 9:37:15 AM