白い枕、白いシーツ、白い布団カバーに白いベッドのフレーム。壁も白い・・・そうか、ここは病室か。
看取りなんて物は、お互いの運が良くないとできないものだと思っている。「何月何日の何時に死にます」と宣告されていれば可能かもしれないけど。大抵の場合間に合わないか、死体直前の人の横で、それなりかそれ以上の時間を待たされる。私の場合は前者のようで、周りに人の気配はない。寂しいけれど、気を遣わなくていいと考えると、気分的には楽だ。
一週間前くらいからそんな気はしていた。医者や周りの雰囲気、何より自分の身体だし。なので、ブログを書いて予約投稿しておいた。その日時にパソ前にいたら変更すればいいだけだ。その文章を読めば、わかる知り合いには伝わるはずだ。私が前から言っていた事だから。
『ありがとう。
あゝ、楽しかった』
5/4/2023, 12:06:17 AM