とある恋人たちの日常。

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 恋人も私も職場の人達は特別だ。
 この都市に来て、独りだった私を雇ってくれた社長達には感謝しかない。
 社長は私を娘のように大切にしてくれる。だから私も家族のように思っていた。
 
 恋人ができた時も喜んでくれた。
 
 それは同じ時期にこの都市に来た彼も同じような経験をしていたみたい。
 
 家族のように大切だって言っていた。
 だから、彼の師匠にあたる人にも紹介してくれた時は、家族に紹介してくれるようだった。
 
 お互い職場の仲間たちには、それぞれの絆があって、間に入れるものではない。
 
 でも、彼と私にはふたりだけの絆もそこにある。
 
 
 
おわり
 
 
 
四八〇、仲間になれなくて

9/8/2025, 12:19:49 PM