私は今の歳の半分の頃、「今より最低なことは起こらないはずだ」と思っていた。
きっと大人になればそう、全てが好転するはずだ、と。
そのための努力は惜しまなかったし、自分に合わないことだっていくらでもした。
しかし、最終的に残ったのは自身に対する無力感と足掻いたところでどうにもならないという無気力感だ。
私はこんなはずではなかった、とチープなことを言いたいわけじゃない。
夢を見ている間はいつだって楽しい。
いつかの私もきっと最悪な状況で夢を見ていた。
それは今でも変わらない。
私は夢を見ている時だけは自分を愛せている気がしているのだ。
実際、私はこんなにもあべこべながらも文字を起こす、という手段だけは手放せないでいる。
ただ何も残らなかったような現状に昔日と他人の上部を見比べては罪悪感が勝つだけで、
その先に繋がるまだ見ぬ景色に怯えているだけで、
それ故に自分への愛着を完全に断ち切ってしまうのでは、と思うだけで、
それだけのことに私はいつも身がすくんでしまう。
1/13/2025, 1:19:29 PM