ゆい

Open App

 
 創作 【どうして】
 ⚠️病み注意 百合注意

 どうして君は 私をいつも置いていくのーー。

 姉は、私よりも成績が何倍も良くて県内有数の進学校に通っていた。

 私は、成績は下から数えて3番目で、いつも決まって母親は私を貶し、姉を褒めていた。

 そして姉は、モテる。一度だって姉に男の噂が途絶えたことはなく、常に違う男から告白されて付き合って別れてを繰り返していた。

 同じ学年の男子生徒にも、私の姉のファンが居て、「どうしてお前と、お姉さんが同じ遺伝子なんだろうなww」と比べられて見下され、私は気付けばクラスの中で浮いていた。そうして、いじめのターゲットとなった。

 私と姉の顔は、あまりにも似ていないのだ。

ぱっちり二重まぶたの姉、小さな米粒のような一重まぶたの私。長い睫毛の姉、短い睫毛の私。

 姉の顔は、うちの家系の誰とも似ていなかった。

一切運動や食事制限を行っていないにも関わらず、モデルのようなスタイルの姉、毎日ダイエットの事ばかり考えていてもみるみると肥えていく私。

 私は、自分のことが大嫌いだった。


 「あ、なんかもう、いいや、。」
























  妹が 電車に飛び込んで 亡くなってしまった。

  私の 大切な 妹






 私は正直、母親が嫌いだった。いつも成績のことで私と妹を天秤にかける。

 私は勉強が嫌いじゃなかった。テストに載っている全ての問題はいとも容易く解けた。知らないことを知ることが出来て楽しくて、勉強をたくさん頑張って、いつか妹に教えるのが夢だった。


 私はなぜか幼稚園児の頃から好きでもない男に言い寄られる。そうして私は、自分が俗に言う「モテる」顔なのだとわかった。 

 食べても食べても太れない体、生まれつき整形で作られたようなこの瞼と睫毛。私は家族のうちの誰にも似ていなかった。私は、その事でよく常に同性からの嫉妬を買っていた。私は、いじめの経験者だった。

死ぬ前、妹も、いじめにあっていた。私は妹のいじめを心配していた。妹と同じ学年の男子生徒と会い、いじめをやめるように忠告した次の日、妹は亡くなった。

 


  私が本当に好きだったのは
    妹

 バレたくなくて、色んな男と付き合って別れてを繰り返した。妹にこの気持ちを知られたくなかった。知ってほしくなった。


   「どうして………」

その答え合わせをするために、私も妹と同じところへ行くよ。

1/14/2026, 11:30:24 AM