「お前はどこに行ってもいじめられる」
それは学生時代に付き合っていた元彼の一言。
なぜそんなことを彼は言ったのかというと、
私が過去のいじめの話をしたからだ。
私は彼に会うずっと前、
幼稚園の頃からいじめっ子に目をつけられていた。
それから私は彼女(いじめっ子らのリーダー)を通して
高校を中退するまでいじめられ続けた。
原因などわからない。
だけど、何かが彼女にとっては気に入らなかった。
何を正せばいいのかわからないまま私は
心を病んだ大人になった。
同じような障がい者として当時の彼は
私に生きる術を教えてくれた。
「あなたがいじめられたのは、
人の話を聞くよりも自分のことしか話さないから」
そう言われてみれば、そうだったと思った。
だから、相手の気持ちを汲み取って話題を作った。
それが今にも生かされている。
元彼があの時言った通り、
私はその後も別の人たちにもいじめられた。
でも、職場のいじめの原因は明らかだった。
だからこそ、自分から必死になって解決に勤しんだ。
そして、今がある。
来月になれば入社して二年になる。
そんな私の誇らしさ。
それは、いじめに耐え抜く力と解決策を練る勇気。
逃げなかった私は最近では、
職場で従業員と「ありがとう」を交わしている。
8/17/2024, 1:26:00 AM