僕は突如として、小さな幸せを奪われた
まさかこんな事が起こるなんて
怒りを抑えることができない
自分に冷静になれと言い聞かせても、感情は暴走し続ける
許せない
絶対に許すことはできない
こんな気持ちになったのは久しぶりだ
僕の中の鬼が、報いを受けさせよと叫ぶ
僕自身、こんな気持ちは苦しくて仕方がない
しかし、僕をこんな目に合わせたあいつへの怒り
その暗い感情に支配されてしまっては、その感情に従うより他に道は残されていない
たとえそれが、親友だったとしても
相手が、こんなことになるとは思いもよらなかったとしても、だ
僕は親友に報いを受けさせなければならない
そうしなければ、僕は前に進めない
友情が砕け散るとしても、悪いのは僕じゃない
あいつのほうだ
決して妥協はしない
徹底的にやる
苦労してようやく手に入れた、限定プリンを勝手に食べた代償は大きい
お前にはあらゆるものを犠牲に、買えるまで月一度の予約購入に挑戦し続けてもらう
そして奪われた僕の小さな幸せを、必ず返してもらう
3/28/2025, 10:32:53 AM