『過ぎた日を想う』
過ぎ去った日は戻っては来ない。
あれから、私は完全に停滞している。
どれだけの日々が、虚しく過ぎ去って逝ったのだろう
周りの人たちが、どんどん自分らしく、
歩み進んでゆくのを横目にしながら、
私は、身の回りにある、あらゆるものを盾にして、
進むことがどんなに困難であるかを
一所懸命に、自分に説明していた。
でも、同時に、
そんな盾がいかに薄っぺらいものであるかも
心のどこかで、気が付いていた。
軽蔑すら感じていた。
本当の自分は、多分、
挑戦した後に惨めな思いをしたくないだけ。
こんな思いをするくらいなら、
初めから何もしなきゃよかったと、
恨み節を垂らす自分が、未来が、怖いのだ。
誰かを妬み、世間を恨むような化け物に
なってしまう気がするから。。。
余計なことはしたくないと、自分を
騙し続けている。
そして、騙されていることに気がつかないフリを
しているんだよね。
自分の挑戦に、誇りを持てたのなら、
全く違う未来に出会えるはず。
大事なことは、自分で自分を尊敬すること。
自分なんて、取るに足らないし、どうでもよいとの
烙印を押したままだと、いつまでも どこまでも
今の虚しい延長線
自分のことを尊敬するだなんて、
とんでもないことだな。
そんなふうに、今は感じる。
だけれども、本当は、きっと
誰もが、自分だけの夢を持ち、
それを叶えるために 自分らしく
自身に負けないで歩いていった人は
みんな、素晴らしいんだ。美しいんだ。尊いんだ。
なにより、自分に嘘をついていないその生き方は
とても 清々しい。
自分自身が、清々しくて、
他人から見ても きっと 清々しいだろう。
もう一度、前を向こう。夢を描こう。
今の自分が笑顔になるまで、
胸を張って歩き続けよう。
今が笑顔になれば、同時に
過ぎた日も笑顔になれる気がするから。
その積み重ねの中に、
未来の笑顔の種もあると思うから。
大事なお花を育てるように
私は、わたしの誇りという苗を育てよう。
その未来に、幸福という果実が実るのを
私は信じます。
10/7/2022, 5:37:43 AM