私はすれ違いについて必ずしも悪いことではないと思います。そう考えた理由は自分の体験からです。
私は人を助けることや人が喜ぶようなことをすることが昔から好きでよく困っていそうな人を見かけると自分から声をかけて手伝っていました。そしてそのことを私は勝手に「喜んでくれることをすることができた!」と思い込んでいました。でもある日、先生から言われた一言で今まで自分がしてきたことは「良いこと」ではなく
おせっかいと思われ、ただの邪魔だったのではないのか、と思ってしまいました。言われた一言とは「余計な時間がかかっちゃうし一人でできるから手伝ってくれなくてもいいよ。」という私の良心を踏み潰すかのような言葉でした。そこで私はすれ違いとはこういうことなのかということを知りました。
意見や考え方がすれ違ってしまったとき、自分もいい気持ちにはならないし、相手にも余計な迷惑がかかってしまったのではないかと考えたりしてすれ違いを悪いこととして捉えがちですが、私は自分の意見をしっかり口に出せたり、自分が相手が喜ぶと思ったことを行動に移せたりすること自体が大切なことだと思うのですれ違いは必ずしも悪いことであるとは思わないし、色々な人がいて色々な意見がある、ということを知れる大切な経験であると思います。
10/20/2023, 8:12:33 AM