もう後悔しないために、僕は何度もあの日をやり直す
夏に魅入られたあの子はもう戻らない。何度繰り返してもあの子は8/1から戻らなかった。もう何度も繰り返してるせいか。僕も少し夏に魅入られ始めてる。早く助けないと...
何回も繰り返していくうちにわかったことがある。逢魔時、昼でも夜でもない時間にこの町の浜辺に行きあの子の意思で帰るって決めないと帰れないと気づいた。何度か繰り返していくうちに、僕は気づいた。僕は夏から抜け出したいのだと。だからあの時間に僕は浜辺に行けない。
僕も夏から戻れなかった時、僕は一体どうなってしまうのか、それを考えれば恐怖で足がすくむ。なかなか前に進めない。
...どれだけの時が経ったのだろうか。僕はあの子が大事な人だと気づいた。今までなぜ気づかなかったのだろう。そんなことを思いながら僕は浜辺に足を進めていた。
あの時、あの子は予定があるから先に帰って!と言っていたが予定は儀式のことだ。浜辺にいなければならない。
そろそろ逢魔時だろうか。世界が段々と闇に飲まれていく。その景色はとても綺麗だった。闇の中には僕達が繰り返した数くらいの星々が輝いてる。
そんな景色に見惚れていると君が口を開く。
『なんでここにいるの?あれだけ夏を繰り返してもこんなことは無かった。なんで?なんでここにいるの!』
8/25/2025, 10:47:40 PM