なんでそんなに早く歩くの…一緒に隣を歩いてよ…💢
なんで応答もしてくれないの?💢どうして私に寄り添ってくれないの…?💢本当にこれだから…、。
部活に疲れて会話が進まなくて、君がスタスタ歩き始めた。君は早く家に帰りたいタイプでしょうがないのだけど…隣くらい歩いてよ。少しでも今日の最後に言葉を交わしたかった私は、分かれ道で「またね」と無愛想ながらも言った。そうすると君は黙って改札口を通って…私たちの今日を終わらせた。
今思えば、私が疲れていたのだから、君もすごく疲れていたんだろう。君と会話をすれば次第に癒やされるのだから、君の好きな話題を出して話を続ければよかった。いや…けれど、ここまで今までの反省を並べてきたけれど…あのまま君が黙って去れたのは、約束されている信頼があるからこそであり、素を出してくれていたのかもしれない。そう考えたら嬉しくて…やっぱり、君を大切にしなきゃとまた思わされる。開き直りとも読み取れるが、私はあの分かれ道の選択が最適解だったと思う。また通る君との数々の道を、そして君との最適解を、2人で導いていきたい。
“岐路”
6/8/2024, 10:53:59 AM