初心者太郎

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—悪夢—

広大な草原に放り出された。
わけもわからぬまま、私は辺りを見回す。

すると、突然ミャーというネコの鳴き声が、背後から聞こえてきた。巨大な愛猫のミケが迫ってきていたのだ。

私は逃げるために、腕と足を必死に動かす。それなのに、ちっとも前に進まない。

声が出ない。
しだいに距離は縮まってゆく。

そして、ミケは私に向かって大きく前足を振りかざした。

「はっ……!」

ミケが私に触れた瞬間、夢から醒めた。
隣を見ると、私のベッドでミケは呑気に寝ていた。

辺りはまだ暗い。
だるく、重い身体を起こした。
感覚でわかる。今は熱がある。

明日の仕事は休めない。私はリビングまで行き、風邪薬を三錠、口に放り込んだ。
ついてないな、と思いながら、ベッドに戻って再び眠りについた。

お題:こんな夢を見た

1/23/2026, 3:15:14 PM