『枯葉』同じ年に生まれたやつらが大勢いて、片や光当たる道を歩いているが自分は暗がりばかりを歩いている。自分の何が悪かったのだろうか。普通がわからないから何もかもがわからない。声をかけてくれた人もいたはずだが、今はまわりに誰もいない。全部自分のせいなのだろうか。そうだとわかってはいるのだが、そうではないと言って欲しかった。枯葉のような人生だった。北風が強く吹けばあとには何も残らない。最初から何もなかったみたいに。
2/20/2024, 4:01:53 AM