シロツメ ナナシ

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『ただひとりの君へ』


唯一無二に なりたくて
世界1位に なりたくて
私はひたすら頑張った

世界は広いしとても凄い
僕もなれる!と頑張った
上へ上へと 登ってく
前へ前へと 進んでく
俺もやれば出来るんだ!と
色んな旗や称号を
手に入れまくって進んでく

だけど進めば進むほど
がむしゃら ひたすら 登るのに
世界の高さや凄さ知る
成長している気がしなく
人との違いを噛み締める
違いは実力?それとも才能?
それとももっと違うモノ?
みんなに有って
わたしに無いの?
才能無いのは知ってるけれど
もっと違う 無い を感じた

いつの間にか 落ちていた
身体の四肢も 心の翼も
折れてしまって地に落ちた
ここは何にもない場所で
戻りたくない場所だった
時間をかけて昇ったのに
ここが嫌いで登ったのに
ここに戻ってしまってた…
だけどここにあったんだ

「じぶん」という名の旗あった
いらないものだと思ってた
自分がきらいで置いていた
ボクは初めて、手に取った

この世でただひとりの君は
「じぶんの旗」を持ってるかい?

私はすんごく出遅れた
何じゅう年と出遅れた
だけど今からリスタート
旗はこれからスタートです

自分らしさが 始まります


〜シロツメ ナナシ〜

1/19/2025, 12:19:57 PM