徒花

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「幸せとは」

幸せの形は人それぞれである。

置かれている生活環境、その人の生い立ち、
性格、経歴、趣味、価値観、色々な要素から、その人の幸せは存在している。

他の人にとったら、価値を見いだせなかったり、なんでもない"日常"でも、その日常を幸せだと感じる人もいる。

日々の日常を幸せと感じれる人はきっとその日常が当たり前ではないと知っている人だろうか。

幸せと感じる瞬間は人それぞれだと語ったが、
下を見れば見るほど幸せというのは身近に感じられると思う。

下、と言うのは簡単に言えば不幸の事である。
自分にとって不幸だと思うことを知れば知るほど、体験すれば、するほど無意識にそれまでの経験や思い出と比較してしまう。
そしてこれまでよりも今を不幸(不幸せ)だと感じれば自然とこれまでが幸せだったと認識するわけだ。

つまり人が感じる幸せの基準は、それまでの人生、自身がどれくらいの辛さや苦しさ、悲しさを経験し、それを不幸(不幸せ)だと感じたかが深く影響してくるのではないかと考えた。

例え、どれほど辛いさや苦しさ、悲しさを経験したとしてもそれを不幸(不幸せ)だと思わなければ辛さや苦しさの中にも幸せを見つけられることもできるだろう。

しかし自分を不幸者だと信じて疑わない人は
幸せを感じたり、見つけることは難しいだろう。

何故なら、その状況を不幸せだと思っているのに幸せを感じられるなら、それは不幸せではなくなるからだ。

厳しく辛く苦しい状況で不幸せだと思わない事を難しく感じる人もいるだろう。
それでも、その時は分からなくても、見つからなくても不幸(不幸せ)だと決めつけない限り、逃げない限り、幸せは必ず見つかる。

幸せには色んな形があり、幸せの大きさも異なる。大きな幸せは中々見つからずとも小さな幸せは身近に存在する。

まずはその小さな幸せを見つけることから初めて大きな幸せへの1歩に出来たら良いと思う。

そもそも幸せは辛さや苦しみがあるからこそ感じられる。

もっと言うならば心があるから
幸せを感じることが出来るのだ。

それゆえ、もし幸せは何か。という問に答えを出すならば、心があることが1番の幸せと言ってもいいのではないだろうか。

1/5/2023, 7:41:27 AM