子供に優しくない
「あ"ー、早く帰りてぇ…」
俺は同僚と昼休みに公園に来た。
最近寝れてないせいか、ちょっとした事でも疲れてしまうようになってしまった。
俺はタバコに火を付けて、同僚と雑談をした。
「お前、そういやー、奥さんと仲直りしたのか?」
「一応は話し合って仲直りしたよ笑てか、タバコの煙めっちゃ来るんだけど笑」
最近こいつは奥さんと馬鹿みたいにくだらない事で喧嘩したと、相談をしてきた。
俺は特に奥さんが居るわけでも、彼女がいるわけでもない独身だから、そこの所はわからない。
「ねね!そこのおじさんたち!」
「んあ?」
俺達の所に小さな男の子が話しかけてきた。
そしたら、男の子は手を銃の形をして、俺達にやってきた。
「ばーん!」
同僚はコンビニ弁当を食いながらも、倒れるふりをしていた。
「う"あ"あ"あぁぁぁぁぁ」
俺は、取り敢えず現実を少年に教えることにした。
「はぁ…良いか?小僧。大人になったら、絶対そういう事を社会でするなよ?一瞬で…まぁ一部には好かれるだろうけど、皆から距離を置かれるから。」
俺が少年の頭を撫でたら、少年はボールを手に持ってどっかに行った。
「お前って本当に子供に優しくないよな。だから顔良くてもモテねぇんだよ。」
「はぁ?」
3/3/2024, 1:44:36 PM